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第11回 「もののけの涙」
・得子さまが超怖いです。
なんだかもう、段々と腹黒というか、腹の中は暗黒なブラックポールですわ。
・得子さまの策にまんまと引っかかり、崇徳天皇は実子ではなく、得子さまの子に帝の座を譲ることに。
あっけなく最初で最後であろう崇徳天皇の反抗は得子さまの策により終了です。
初めての反抗なのじゃ、迎え撃ってあげねば失礼というもの、という得子さまの台詞は名言集に入るくらい印象深かったです。
・宗子さんを筆頭に明子さんに秀子さん、お嫁さん同士は見事な新年の演奏を披露してくれます。
・時子ちゃんが再登場。
清盛のことを届かぬ存在になってしまったのもあるのでしょうか、時子ちゃんは清盛の事への想いをひっそりと募らせていたような感じです。
・盛国はひっそりと心寄せる人がいるようです。
それに気付いて明子さんは、遠慮して固辞する盛国を説得して見事にお嫁さんに迎えることに。
・明子さんは盛国を説得しているのを見かけた清盛は家を見えないところでしっかりと支えているのは明子さんなのだと、今さらながらに偉大さを実感しています。
・義朝はいつの間にやら二児のパパに。
そうとは知らない由良姫さまは足しげく源氏のお屋敷に通っているようです。
・まったくなさけない、と愚痴をもらす由良姫についに為朝さんが切れて「だまらっしゃい!」と一喝。
義朝が帰ってこないのは為朝さんが不甲斐ないせいだとついつい当たってしまった由良姫さま。
つい八つ当たりをしてしまって思わず涙ぐむ由良姫さまを見て、あれ泣いてるの?うちの義朝の事をそんなに慕ってくれてるの?と由良姫さまを伺う為朝さん。
そんな為朝さんに涙なぞ見せるものかと必死で袖で隠して、なんなのですか、と強がる由良姫さま。
なんだろう、為朝さんと仲良くなっている由良姫さまが可愛すぎる。
・呪詛をかけていると得子さまに言いがかりをつけられた璋子さまですが、逆に罪深い自分を救ってくれているのだ、と出家をすることに。
璋子さまの考えが全くもってわかりません。
心が広いのではないんでしょうね、きっと考え方が根本的に違っているので理解できることはないような気がします。
・明子さんが流行り病でお亡くなりに・・・・・・。
今回で内助の功を見せつけておいて、あっさり退場だなんて・・・・・・。
・何人もの僧を呼んで祈祷させたり、陰陽師を呼べと取り乱す清盛。
そんな清盛に、陰陽師など呼ぶ出ない、とピシャリとしかりつける忠盛さん。
・明子さんが助からなかったと、僧に八つ当たりして蹴飛ばしてあまつさえ斬り殺そうとする清盛に盛国が必死で宥めます。
・取り乱して暴れる清盛を見て、白河院の姿を垣間見たらしい忠盛さん。
ナレーションでの台詞で忠盛さんも渋い顔をしていましたけど、なんだか忠盛さんの子ではないのだ、という事を突きつけられたようで寂しいナレーションでした。
第10回 「義清散る」
・璋子さまは義清のおかげで考え方が随分と変わったようです。
得子さまに食って掛かりますよ。
・こっそりと璋子さまに会い来た義清はなんと、璋子さまの首を絞めるという暴挙に。
璋子さまを救えるのは私だけだ、と義清は逆上するのですけど、一体どうしてしまったというのかしら。
・大事には至らなかったものの、頼長さまが義清が璋子さまに乱暴を働いたと上皇さまに進言。
けれども上皇さまはその場に現れた璋子さまに対して、何をしようが自分は何とも思わない、と言って、つまらないことを報告するなとばかりに聞き流します。
・義清は娘を蹴飛ばして、家を飛び出て行きます。
・桜がわんわんと散る中、義清は出家をする、と清盛に言い残して去って行きます(青春な殴り合いもしましたが)
愛されたいと思いながらも愛されず、愛しくて愛しいのに手に入らないのならばいっそ壊してしまえ、という巡り巡った愛を義清が語ってくれるのですが、今回はは義清の話かと思いきや、朝廷内の歪んだ愛を思い知るお話でした。
いやもう、この歪んでいるけれども確かな愛があるというこの、奥底過ぎて見えてこない設定が愛おしいです。
皆がみんな、不器用で素直になれなくて、きっかけを逃して逃して、もうどうしようもない手遅れの所に云ったっているという、どうしようもない感じがたまらないです。
第9回 「ふたりのはみだし者」
・早くも長男の誕生です。
・雅仁親王の登場です。
みづらのなんと似合うことか!!
カタツムリを扇に乗せてうたっているのは可愛いですね。
・通憲さんは雅仁親王の乳父に!
かえすがえすも通憲さんの身分の高さに驚きます。
・懐かしの祇園女御さまがお祝いとお別れにやって来ました。
正直、宗子さんよりも懐いていたでしょうお人は京を離れるそうです。
・義朝は着々と東国の武士を従えていっています。
そして見るたびに野性味に溢れていく・・・・・・。
・得子さまの産んだ子のお祝いの宴は大荒れです。
義清の崇徳院の詠んだ歌を披露したのに始まり、雅仁親王が赤子を泣かしたり上皇さまや璋子さまを非難したりとまあ、とんでもない内輪揉めです。
なんだか璋子さまが急に心が折れてしまったのかと思うくらい弱々しくて驚きました。
・そんな宴に「気分が悪い」と頼長さんは鼻で笑って、さっさとご退場です。
・義清!?
堀川局に崇徳院に、と取り入ってきたのは璋子さまに近付く為だったのですか!?
義清の心が読めません・・・ただのプレイボーイなのか?
・雅仁親王は博打ですって、身ぐるみはがされております。
博打は負けるように出来ておる、と通憲さんの言葉に深く納得している雅仁親王です。
・そんな雅仁親王を保護したら、清太をかけて双六じゃ、との仰せです。
それだけはご勘弁、とあと一手で負けるところを、清太が勝手にサイコロをふったらなんと逆転勝利。
興を削がれた、と激昂した雅仁親王は盤を振り上げますが、そんな雅仁親王に刀を突きつけて、勝ったのだから清太には危害を加えるなと応戦する清盛。
・盤をぽいっと放り投げて、ふらふらっと帰ってゆく雅仁親王。
盤はとても良い音を立てて落ちました、絶対床は凹んでいるはずです。
そして、雅仁親王は迎えも待たずに帰って行きました、とさ。
雅仁親王さまは大丈夫かしらね、ちょっと前のひねくれる方向が違った清盛のようです。
でも、清盛とは違って、頭は良さそうですけどね。あと、気品も兼ね備えています。
第8回 「宋銭と内大臣」
・秘密の取引に目を輝かせる清盛。
忠盛さんの調べられればすぐにばれそうな偽証書を使っての取引です。
それを清盛に見せて思惑通りに興味を持ったか、とお菓子を食べながら満足そうな忠盛さん。
とってもバリバリしていて食べるのが大変そうなお菓子だけど、おいしそうでした。
・そろそろ水仙が咲くころか、と呟く上皇さま。
水仙は全部、菊に植え替えさせたので、得子さまは何を言っているのかと思っておりますが、水仙は璋子さまの好きな花であって、その水仙に思わず思いを寄せてしまうということに上皇さまは未だ璋子さまを想っているということの描写だったのですね。
・そんな上皇さまを私情を挟みまくって政をおろそかにしている、と反感膨らむ頼長さんの登場です。
父、兄ともとても公家メイクの似合う藤原摂関家であります。
・内緒の取引の品を勝手に売り捌いている兎丸に怒る清盛に、良いことではないか!との通憲さんの言葉。
市をふらついている貴族もどうかと思うのですけどね、通憲さんは売り捌いていて書物に目を輝かせております。
・義朝はお供と木に登って、目標を語らったりと段々野性味が溢れてゆきます。
・そんな義朝に想いを寄せている由良姫は為朝さんに会いに行きます。
父が、父が!と一生懸命訂正している由良姫さまは大変可愛らしいです。
そんな由良姫さまに「はあ」と圧倒されている為朝さんも可愛らしい人です。
・頼長さんに兎丸のところにいたオウムを献上する為朝さん。
どう聞いても声を当てているであろうオウムの、ここでの事は内密にな、と言うような台詞にピンときた頼長さん。
・さっそく博多での取引を調べ上げて清盛にさあ、なんと申し開きをする、と詰め寄る頼長さん。
これからは宗との取引が重要、もっと大国を見習うべきだ、と開き直る清盛。
密貿易がどうなったのか忘れましたが、特にお咎めは受けてるようには見えませんでした。
まあ、密貿易は禁止されたのかもしれませんけどね。
今回の事で清盛を目の敵にする頼長さんなのでありました。
第7回 「光らない君」
・鱸丸を養子とし、平家一門に加わらせて、盛康さんは亡くなられます。
鱸丸は今回から平盛国と名を改め、武士として生きてゆく事になります。
・夢見る時子ちゃんの登場です。
源氏物語を語りながら解説もしつつ、時子ちゃんは可愛らしい子です。
どけどけ、と清盛に突き飛ばされながらも「まったく、何ていう光らない君」とどこまでも光源氏に憧れる時子ちゃんです。
・雨道で助けた父娘にお礼にとお屋敷に招待されたら、急に娘を妻にいかがですかな、と勧められる清盛。
清盛は吹きだしますが、家庭的で飾らない明子に惹かれます。
・得子さまは娘を出産、そしてお祝いに璋子さまがご登場です。
お祝いの産着を持って、雅仁親王などやんちゃで手を焼きました、と楽しそうに語ります。
その様子にご立腹な得子さま。
どうやら、璋子さまに悔しがって欲しい模様ようですが、真逆で素で喜んでいるものだから、思わずなにやらお話中だった上皇さまに「皇子を産みたい」と抱き付きます。
・崇徳天皇は義清を気に入ったようです。
崇徳天皇は上皇さまともう少しお話とかしてみたいのでしょうか、嫌われているのはわかっているけれども、少しだけでも言葉を交わしたりとか歌を詠んだりとか、業務連絡以外での接点が欲しいのかもしれません。
愛されたいとまでは思わないけれど、少しほんの少しだけでも自分を見て欲しい、と切望している人なのかもしれません。
・時子ちゃんと明子は二人でお参りに行くと、清盛と再会。
もう一度明子と会えますように、とお願いしたり、逃げ出す明子を追いかけて行って唐船の話をしたりと、なんだか可愛い清盛です。
・藤原家成さんは宗子さんのいとこだったのですね。
・義清に頼んで、明子に文を送りますが、あっさりと断られます。
意味が分からなくてどういうことじゃ、と聞いて、「断られておるではないか」と思わず転がる清盛が、なんとまあ、可愛らしいこと。
・文なんぞ性に合わん、と直にプロポーズに行く清盛。
身分違いだ、どうの、と明子は渋りますが、清盛の熱意と、自分も清盛に引かれていたこともあって、プロポーズを受け入れます。
・そんなプロポーズをこっそりと聞いていた時子ちゃん。
光らない君であった清盛ですが、少し惹かれていたらしく、悲しそうな表情でその場を去ります。
・事後報告です。この人と結婚するから!との申し出に忠盛さんは仕方がないな、といつもの通りに了解してくれました。
いとこの家成さんから清盛への縁談があったからなのでしょうか、宗子さんは少し顔を曇らせます。
わたくしの子です、と清盛を愛してくれていたと思う宗子さんなのですが、なんだか少し雲行きが怪しくなってきてしまったのでしょうか。