日々の出来事
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第10回 「義清散る」
・璋子さまは義清のおかげで考え方が随分と変わったようです。
得子さまに食って掛かりますよ。
・こっそりと璋子さまに会い来た義清はなんと、璋子さまの首を絞めるという暴挙に。
璋子さまを救えるのは私だけだ、と義清は逆上するのですけど、一体どうしてしまったというのかしら。
・大事には至らなかったものの、頼長さまが義清が璋子さまに乱暴を働いたと上皇さまに進言。
けれども上皇さまはその場に現れた璋子さまに対して、何をしようが自分は何とも思わない、と言って、つまらないことを報告するなとばかりに聞き流します。
・義清は娘を蹴飛ばして、家を飛び出て行きます。
・桜がわんわんと散る中、義清は出家をする、と清盛に言い残して去って行きます(青春な殴り合いもしましたが)
愛されたいと思いながらも愛されず、愛しくて愛しいのに手に入らないのならばいっそ壊してしまえ、という巡り巡った愛を義清が語ってくれるのですが、今回はは義清の話かと思いきや、朝廷内の歪んだ愛を思い知るお話でした。
いやもう、この歪んでいるけれども確かな愛があるというこの、奥底過ぎて見えてこない設定が愛おしいです。
皆がみんな、不器用で素直になれなくて、きっかけを逃して逃して、もうどうしようもない手遅れの所に云ったっているという、どうしようもない感じがたまらないです。
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