忍者ブログ
日々の出来事
| Admin | Res |
<< 04  2025/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>
[767]  [766]  [765]  [764]  [763]  [762]  [761]  [760]  [759]  [758]  [757
        
   
[PR]
2025.05.17 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

        
   
14日
2010.09.14 (Tue)
「今昔続百鬼-雲」  著:京極夏彦


妖怪研究家の多々良先生と妖怪探訪家の沼上さんの冒険小説です。
多々良先生は宴の支度で、沼上さんは百鬼徒然袋の五徳猫でそれぞれ登場してます。
妖怪を求めてどこまでも、終始沼上さん視点で進んでいきます。
多々良先生の困った人っぷりがもう、素晴らしすぎます。
頭の中は妖怪のことでいっぱい、妖怪のことしか考えていないのに、何だか事件を解決しちゃったり引っ張り込んだりと、振り回される周りがこれまた愉快であります。

富美ちゃんが、10以上年の離れている沼上さんを「くん」付けで呼んでいるのが、何だか可愛いです。
もっと、しっかりしなくちゃダメよ、と言外に語ってますね。
多々良先生はとても困った人だけど、それに何だかんだと乗っちゃう沼上さんですからね。
沼上さんも、多々良先生ほどではないにしろ、困った人に片足しっかりはまってますしね。
「ふみ」ちゃんって名前が何だかとても可愛いvでも気を抜くと「とみ」ちゃんって呼んでしまうのが恐ろしいところです。

出羽の即身仏では里村先生と伊庭さん、秋彦さんの登場です。
本編でチラホラと出てきてた話ですが、思った以上に沼上さんピンチにビックリ。
あそこで秋彦さん来てくれなかったら、本当に即身仏でしたからね。
井戸にはまっている先生と吊るされてる沼上さんを見て、さすがの秋彦さんも走ってくれたんだろうか。

秋彦さんとはまた違った視点で妖怪を見る、多々良先生と沼上さんの珍道中でした。
また懲りずに冒険しているんでしょうね。
PR
24日     HOME     12日
忍者ポイント
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(04/29)
(04/22)
(04/19)
(04/09)
(04/05)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
風見麻阿
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(04/01)
(04/01)
(04/02)
(04/03)
(04/04)
アクセス解析
アクセス解析

Powered by Ninja Blog    Photo by Rain drop    Template by TKTK-blog
Copyright (c)アサツカサ All Rights Reserved.


忍者ブログ [PR]