日々の出来事
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井上靖さんの「風林火山」読み終わりました。
皆さんご存知、大河ドラマ風林火山の原作本です。
この内容の本を、よく1年の大河ドラマの原作に選んだなぁ、って思いました(苦笑)
浪人時代、ミツやんや伝兵衛や平蔵は大河ドラマオリジナルの設定だったんですね。
そんな事をチラッとは聞いてた気がするけど。
一生懸命、上様(原作では信玄の事を皆、こう読んでました)と由布姫の為に生きた勘助の一生でした。
由布姫への想いが半端無い勘助です、そして由布姫が登場すると必ず”美しい”との形容が。
もう分かったから、という程ですよ。
由布姫は大河とは違って、気が強いのは変わりませんが、どこか浮世離れした(姫という事だけじゃなくって)不安定な、考えが読めない人でした。
信玄公は勘助目線なのもあって、少年っぽさの随分残る、愛着のわく人物です。
あと、勝頼にメロメロな勘助が見物です。
三条夫人があまり良く書かれてはいないので、大河であんなに切ない笑顔を浮かべていた三条夫人が好きな人には少し、アレかもしれません。
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