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2日
2010.08.02 (Mon)
「百鬼夜行―陰」  著:京極夏彦


ふとしたキッカケで人生が変わってしまう、10編の短編集です。
最後の2編は人生変わってしまうわけじゃなくって、人生の契機が綴られています。
一編ずつ妖怪がそれぞれテーマでいるので、本編よりはちょっと背筋が寒いかな。
秋彦さんが解きほぐしてくれないので、妖怪は妖怪のままちょっと恐ろしいモノとして綴られています。

宴の始末であのような結末を迎えるに至った、岩川さんのお話が好きです。
その中で出てくる松さんが、とっても真っ直ぐで輝いてました!
岩川さん目線だから、余計眩しいのかもしれませんが、とにかく輝いてました。
岩川さんは考え方をほんの少し変えるだけで、人生随分違う方に転んだんだろうと思うのですけれどね。

木下くんのお話では、同僚として同じ目線で語ってくれる貴重な青木くんが見れますv
何度も何度も読み返しましたけど、話の内容からして、どうも「俺」って言っているところがあるんですよね。
そこがどうにも腑に落ちなかったんですが、つい熱く語りすぎて一人称が俺になってしまったのかしらと、無理やり納得させてみてます。
松さんほどではないけれど、青木くんも十分木場さん言うところの青臭いこといってました。
青木くんは色々な方面に優しい、というか理解があります。

円覚丹さんのお話も結構好きです。
オヤジが酷すぎるけどね。

本編とはちょっと違った雰囲気を味わえて、舞台裏やその後が綴られているので、息抜きに読むのがちょうどいい短編集です。
秋彦さんのウンチクがないぶん、サクサク読めます。
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