日々の出来事
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「陰摩羅鬼の瑕」 著:京極夏彦
終始穏やかに、湖の底のようにゆったり平坦に進んで行くお話でした。
怒涛のラストがなく、もちろん関口さんが頑張ったり、秋彦さんの憑き物落しがあったり動きはありましたが、今までのと比べると本当に穏やかでした。
やっと事件が起きた、と思ったけれど(半分近くにして)もとより事件は二十何年前から始まっていたんですよね。
何が常識で常識でないか、環境が違えばそれぞれ変わってくるものだけれど、ここまで常識って違ってくるものなのかと。
テレビ、ラジオ、当時でも情報を得る手段は結構あるけれど、それらに触れず、屋敷にある書物と稀有な環境から得られた情報で蓄積されていったものは、他人とちょこっと触れ合っただけでは覆されぬ常識ってあるものなのか、当たり前と思っている事はわざわざ議論をして食い違っている所に気が付かないものですよね。
伯爵はとても紳士的で、好感の持てる人でした。
執事さんもメイド長さんも、伯爵の帰りを待っているという一文が泣けました。
伊豆での事件で懲戒免償は免れた木場さんに青木君と河原崎さん。
青木君も復職できるかわかりませんけど、って言ってたから危なかったんだろうなぁ。
秋彦さんの言ったとおりに大島さんの尽力が、とっても大きいのかも。
そんなに出番は無いけれど、部下を大事に思ってくれていてくれるだろうなぁ、大島さん。
今回、伊豆で雪絵さんへの感謝が強まったんでしょうか、関口さんが雪絵さんへ思いを馳せる事が多かったですねv
ラストで雪絵さんと買い物に行く関口さんに、ほのぼの。
亀探しを手伝えと榎さんに署まで電話をもらった木場さん、百鬼徒然袋へ繋がる話題にニヤニヤ。
くんほう様といい、今回も鶴の女王を破壊する神っぷりな榎木津さん(苦笑)復活したと思ったとたんにこれですからね。
秋彦さんは着実に妖怪仲間が増えていきます。
横溝先生が可愛い人でした。
終始穏やかに、湖の底のようにゆったり平坦に進んで行くお話でした。
怒涛のラストがなく、もちろん関口さんが頑張ったり、秋彦さんの憑き物落しがあったり動きはありましたが、今までのと比べると本当に穏やかでした。
やっと事件が起きた、と思ったけれど(半分近くにして)もとより事件は二十何年前から始まっていたんですよね。
何が常識で常識でないか、環境が違えばそれぞれ変わってくるものだけれど、ここまで常識って違ってくるものなのかと。
テレビ、ラジオ、当時でも情報を得る手段は結構あるけれど、それらに触れず、屋敷にある書物と稀有な環境から得られた情報で蓄積されていったものは、他人とちょこっと触れ合っただけでは覆されぬ常識ってあるものなのか、当たり前と思っている事はわざわざ議論をして食い違っている所に気が付かないものですよね。
伯爵はとても紳士的で、好感の持てる人でした。
執事さんもメイド長さんも、伯爵の帰りを待っているという一文が泣けました。
伊豆での事件で懲戒免償は免れた木場さんに青木君と河原崎さん。
青木君も復職できるかわかりませんけど、って言ってたから危なかったんだろうなぁ。
秋彦さんの言ったとおりに大島さんの尽力が、とっても大きいのかも。
そんなに出番は無いけれど、部下を大事に思ってくれていてくれるだろうなぁ、大島さん。
今回、伊豆で雪絵さんへの感謝が強まったんでしょうか、関口さんが雪絵さんへ思いを馳せる事が多かったですねv
ラストで雪絵さんと買い物に行く関口さんに、ほのぼの。
亀探しを手伝えと榎さんに署まで電話をもらった木場さん、百鬼徒然袋へ繋がる話題にニヤニヤ。
くんほう様といい、今回も鶴の女王を破壊する神っぷりな榎木津さん(苦笑)復活したと思ったとたんにこれですからね。
秋彦さんは着実に妖怪仲間が増えていきます。
横溝先生が可愛い人でした。
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