日々の出来事
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「お鳥見女房 巣立ち」 著:諸田玲子
鷹姫さまを相変わらずぬかしたままなのですが、一番遠くの公民館にいるので戻ってくるのを待つことにして、巣立ちを読みました。
子供たちは皆、所帯を持ちタイトル通りに巣立ちとなっていますが、巣立ちと共に悲しい別れが・・・・・・。
まさかまさかの、久右衛門さんとのお別れです。
ずうっと元気でいてくれるものだと思っていた、一家の大きな大きな大黒柱が静かに役目を終えて次代へと託します。
悲しくて寂しいのだけれど、お鳥見役としての最後の役目を見事に果たし、達成感に溢れ満足して旅立っていかれたのが久右衛門さんらしくて・・・・・・。
いつもずっしりと一家を支え、見守っていた人がいなくなってしまいましたが、その役目はきっと伴之助さんがしっかり引き継いでくれることでしょう。
君江と隼人さんの出番はちょこっとだけなのは寂しいのですが、君江はなにやらご懐妊の様子。
お鳥見女房シリーズが再開されたとのことなので、次の新刊では可愛いお子が出てくるのかと思うと楽しみでなりません。
久太郎と恵以、久之助と綾、どれもほのぼのカップルなのですけど、やっぱり気弱でなにかと気にしいな君江が可愛いなぁ、とひいき目で見てしまいます。
秋ちゃんの成長っぷりに一番驚かされました。
いっつも兄妹一括りにされていたのに、それぞれ個性を持ち大人として歩き出している中、秋ちゃんがしっかり喋っている上にお供まで連れてこれるようになるなんて・・・大きくなったなぁ。
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