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第6回 「西海の海賊王」
・自分を庇って負傷した盛康さんの敵討ちだとばかりに、一人でこっそりと海賊たちを探りに小船を出します。
公式のあらすじを読むまでは単身で海賊討伐に行ったのかと思ってました。
さすがの清盛もはじめて見る唐船に圧倒されていたし、異国の人たちにも驚いてましたからね、そこまで無謀ではなかったようです。
・小船を出そうとすると、船を奪おうとする人物が!
今回は素晴らしいあいの手での登場ではなくって、突拍子もないことにはかわりはないけれど、比較的普通に出てきた通憲さん。
ご飯を貰った後はどうしてたんだろう・・・浜辺で誰かが船を出すのを待っていたのでしょうか。
・なんだこのやろうと少し小競り合いをして、相手が清盛だとわかると通憲さんは態度がコロリ。
さ、さっさと船を漕いで唐船まで案内せよ、と貴族らしいまったりくつろぎモードです。
清盛ではなかったら、船を奪い取って自分で漕ぐつもりだったのでしょうかね。
通憲さんにそんな体力があるようには見えませんけどね、情熱だけで最初は進めるけど、後は力尽きて漂流してそうです。
・武者修行中の義朝は由良姫と出会います。
噂の平氏かと思ったら源氏か、と落胆する由良姫に「心根が醜い」と義朝は言い返します。
ナレーションでこの時に母は父に引かれていたのだろう、って言ってましたけど、二人の会話が少し過ぎて引かれたかどうかもわかりませんよ。
・得子は上皇さまの子を身ごもった、璋子さまに伝えると「お勤めご苦労様です」との返事。
これに得子さまはまたしてもご立腹です。
・義清となんだかいい感じになっている堀川局。
・清盛の場面に戻ってくると、海賊に捕まっている二人。
だけれど、通憲さんは唐の人たちと楽しげに話しているし、清盛の心配をしてくれるしで親切そうな海賊です。
・棟梁の兎丸と何だかんだと仲良くなって、唐船を見て回ったり海賊王になると言う野望に目を輝かせる清盛ですが、兎丸はあの朧月の子供であり、清盛は朧月を討った忠盛の子であるとわかると吊るされて忠盛さんを呼ぶ人質にされます。
そして、何だかんだと吊るされた清盛の足元に通憲さんも縛られてます。
・清盛の命が惜しくば忠盛一人で来い、との脅迫状を受け取って叔父上はもうカンカンです。
けれども、「わたくしのために清盛さまは海賊の所に行ったのでしょう、そういうお人じゃ」と盛康さんの言葉に叔父上も少し怒りが収まったようです。
・だからと言って忠盛さん一人で行かせるわけにもいかず、闇討ちを仕掛けることに。
・ほぼ一晩吊るされていたであろう清盛は自分を助けに来てくれた平家一同を見ることに。
闇討ちですが、いい感じに日の出でとても神々しかったです。
・清盛を助けてくれたのはなんと叔父上であります。
何だかんだと清盛のことは嫌でも認めてくれているようです。
・清盛と兎丸はお互いにこんなとこになったのはお前のせいだ、こんちくしょうと斬り合います。
海賊たちはほぼ取り押さえて、残るは兎丸のみに。
お前が法皇様の子だ言うから俺は何者かわからなくなったのだ、と喚きながら戦っているもので、見守る平家一門は清盛の演説を自然と聞くような状態です。
こんな俺でも皆が助けに来てくれた!との言葉に平家一門も感動です。
・兎丸を俺の仲間にしたい、との清盛に忠盛さんは例の「好きにせよ」です。
清盛はなんとも強烈な人を仲間にしました。
・平家一門が乗り込んできてわあわあやっている中、通憲さんはなんとか助け出してもらっていました。
第5回 「海賊討伐」
・猫と戯れる清盛。そして、そこを通りかかる義朝。
顔を見れば喧嘩をする、典型的なライバルという名の親友になっている二人。
まだまだ子供っぽくて可愛い二人です。
・そんなところを見ていた佐藤義清さんが屋敷に招待してくれました。
澄ました人なのかと思っていたのですが、清盛と義朝を家に呼んだり猫に餌あげたりと意外と
人間味溢れる人なのですね。
・崇徳帝に冷たく当たる鳥羽上皇。
やはりというかもう、八つ当たり的にも近いですね。
・璋子さまは今回も鳥羽上皇へ爆弾を投げつけます。
上皇さまのおかげで法皇さまと楽しく過ごせました、と璋子さま的には上皇への感謝だったの
かもしれないけど、上皇さまは自分の判断のおかげでこうなってしまったのだと、改めて突き
つけられた現実でございました。
・さすがにというか、ようやくといいますか、鳥羽上皇は璋子さまへの愛が憎しみへと変わっ
たようです。
もののけじゃ、と璋子さまへの捨て台詞を残し、庭で(回廊の地面かな)で雨に打たれながら
悔し泣きです。
・そんな所を目撃してしまった、帝のお嫁さん候補の得子さま。
璋子さまへのあてつけに得子さまに手を出してしまう上皇さま。
これじゃあ、法皇さまと同じじゃないか、と思いましたが、得子さまが上皇さまを気に入って
くれたようです。
なんだかようやく、上皇さまのことを思ってくれてる人が出てきてくれました。
・通憲さんは朝廷での会議で物申しますが、まあ当然のごとく聞く耳など持ってもらえません
。
正論ぶちかましたことよりも、通憲さんが朝廷に出入りできる身分だったことに驚きです。
・平氏一行は海賊討伐に向かうのを苦々しく為朝さんが見ていると、義朝が東へと旅立つ挨拶
に来ます。
清盛が西に、義朝が東にってこれからの行く末を案じさせるような二人の旅立ちですね。
・お留守番の家盛は宗子さんから、忠盛さんと夫婦になった馴れ初めを聞きます。
寂しい悲しい目をした人だった、でしたっけ(うろ覚え)に、うおおぉとなりました。
もう2話からはすっかり平氏の棟梁として父としてしっかりしていたから忘れていたけれど、
1話のまだ若く必死にもがいている忠盛さんを思い出しました。
・鱸丸を馬鹿にされて怒っていたら、忠正さんに、お前は平氏の禍になる、とガツンと言われ
てさすがの清盛もこれにはへこみます。
元々嫌われてはいるんだろうなぁ、と思っていた叔父だけど、生まれからして全否定されれば
もう、どうしようもありませんよね。
・へこんでいる、と言うかこれから深く落ち込んでいこうという時「何でも良い」と、いつも
ながらに素晴らしいタイミングで通憲さんの登場です。
今回は平氏の海賊討伐の荷に紛れて、箱だったかしら、からの登場。
・酷い言われようであったのう、しかしこれからどうするかはおぬし次第じゃ、と励ましてく
れる通憲さん。
突拍子もない登場をしながらもいつも素敵な事を言ってくれます。
おかげで清盛は吹っ切れたようです。
・初めて黒船を見た時のように、清盛は初めて海賊たちの乗る巨大な船を見て驚きます。
第4回 「殿上の闇討ち」
・北面の武士では落ちこぼれの清盛。
流鏑馬は失敗し、歌では感想など求められても興味がないので下ネタで答えてみたりと散々です。
・色目ばっか使いおって、と理想と現実の相当なギャップに日々いらいらとします。
義朝のおかげもあって、武士としてやってやろうと乗り込んでいったら、お化粧に歌を嗜んだりと何とか取り入ろうというしたたかな面々でガッカリしますわね。
でも、流鏑馬は立派なものだったし、文武両道でなければいけませんよね、まだまだお子さまな清盛にはわかり難い世界ですね。
・璋子さまとはやはりギスギスしてしまって、上手く行かない鳥羽上皇。
璋子さまを想ってはいるけど、白河院の事で複雑な上皇、后の務めして上皇の傍に居る璋子さま。二人の間にはどうしようもない溝が深く開いていますね。
・三十三間堂のような物を寄進するなどして忠盛さんは鳥羽上皇へ取り入って、武士で初となる天殿人へと取り立てられます。
・天殿人がなんぼのもんじゃい、と思いながらも見え見えのお世辞を述べる清盛。
・やけ酒に愚痴をこぼしていたら「父上がふがいなからです!」と義朝に矢を向けられる為朝さん。
・藤原忠実さんは武士なのにのし上がってくる忠盛さんが気にくいません。
宴の席で舞わせて嫌がらせをしたり、為朝さんに暗殺を囁いてみたりと画策します。
・忠盛さんに反発している清盛だけど、さすがに宴での嫌がらせには怒ります。
・未熟な舞にて失礼つかまつった、って忠盛さんがカッコいい!!
・内裏に行く忠盛さんを心配して、いつも身につけている忠盛さんから貰った刀を持って行けと渡しますが、飾り刀で行くという父に「王家の犬」と罵って行く清盛。
・いらいらしていると義朝に遭遇。思わず愚痴をこぼし合います。
出世していく父だが、嫌がらせを受ける姿を目の当たりにし、出世も出来ずに燻っている父。真逆の父を持つ二人です。
・為朝さんが忠盛さんを殺す気だ、と知らせを受けて清盛と義朝は内裏にすっ飛んで行きます。
・斬りかかってくる為朝さんに、今は平氏だ源氏だと争っている時ではない、王家の犬で終わるつもりはない、と忠盛さんは語ります。
・父親の様子を幕の間から伺う御曹司二人。
お互い出て行きそうになると制したりして、絶対ばれていたであろう可愛らしい二人です。
・父上が負けた分、私がやり返します、父上はやられればよいのです。
義朝は為朝さんを支える決意を固めたようです。
為朝さんはそんな息子を嬉しく思いながらも、まだ老いてはおらぬわ、と源氏のために少し心構えが変わった様子です。
・そんな源氏親子に涙するこっそり隠れてやり取りを聞いていた、源氏家人の鎌田さん。
・飾り刀が真剣に見えるように作り込んだ家貞さん。
なんだか家人もそれぞれ主を思い、いい味を出してきます。
・天殿もなかなかに面白い所だ、と笑い飛ばす忠盛さん。
そんな忠盛さんに「父上ー!」といつぶりか、真っ直ぐに父を見て後を追ってゆく清盛。
第3回 「源平の御曹司」
・弟は元服し、家盛と名を改めました。
・清盛は月に一度の文を送ることを条件に西海で海賊退治をして過ごしています。
ヨレヨレの紙に「息災也」と大きく書いた文に忠盛さん達はため息です。
・海賊退治をしていた清盛は海賊に間違えられて捕まってしまいます。
なんだか守り役の盛康さんが面白い人です。
・仕方がないので忠盛さんが清盛を引き取りに来てくれます。
西海に戻ろうという清盛を子分の命はどうなっても良いのか、とちょっと権力をちらつかせて清盛を家に帰らせます。
・そんなせこい手を使われてむしゃくしゃしている清盛に義朝がくらべ馬をしてくれ、とキラキラした瞳で現れます。
とても清盛に憧れている可愛い子ですねぇ。
・鳥羽上皇の子ではない帝を叔父子と思えば良いではないですか、とぶっ飛んだ発言をする璋子さま。
もちろん上皇様はご立腹です。
・義朝を北面の武士へと取り立てて貰おうとお願いしている為義さん。
しかし、取り立てられるのは清盛だと聞かされて声を荒げますが、そこは義朝が押さえます。
・甘やかされた御曹司だ、と王家の犬にはならないとと答える清盛へ義朝さんはザックリと言い捨てていきます。
憧れていた清盛が子供の駄々のような事で北面の武士というチャンスをみすみす捨てるなど、義朝さんは落胆したようです(最後まで見てからこのことに気が付きました。見たときはどうして怒っているのかがわからなかったです)
・ちょっと騒ぎを起こして逃がした子分が捕まってしまいます。
助けに入ろうとする清盛を必死に止める鱸丸。
この子はただ命令をはいはい、と聞くタイプではなくって、しっかりと状況判断と意見が述べられる優秀な子ですね。
:宗子さんは清盛が自分のせいで忠盛さんへも家族へも溝を作ってしまったのだと責任を感じているようです。
頑なに「清盛はわたくしの子です」と言い張ります。
・今まで好き放題に生きてきたのは平氏一門が守ってきたからだ、と忠盛さんに自分の無知を知らせます。
・義朝にくらべ馬を申し込む清盛。
すっかり清盛に落胆している義朝は乗り気ではありませんが、清盛に押し切られるようにくらべ馬に。
・馬から振り落とされ、当然のように義朝に負ける清盛。
「お前に勝ちたくてこの三年間、修練を積んできたのだ」「武士は王家を守っているのだ」と義朝さんは清盛への憧れと武士への誇りを告げます。
・己の甘さを思い知り、惨めに負けて、清盛は新たに一歩を踏み出していきます。
第2回 「無頼の高平太」
・平太は典型的にひねくれて育っております。
宗子さんはもちろん、忠盛さんにも反発しまくってます。
・素直に育っている弟は平太をとても慕っていて可愛い子です。
・「おれは誰なんだ!!」と絶叫する平太に「誰でも良い」とナイスなタイミングで突っ込みもとい、助けを求める道憲さん。
きました!期待していた阿部サダヲ!やっぱりお笑い的な立場でした。
平太の掘った落とし穴にはまっていた道憲さん、平太の「いや、おれが掘った・・・」という話を聞かず、「全く穴ぼこだらけで、まるでこの世のようではないか」と少々考え方が優雅な方のようです。
まったりな貴族喋りが似合いますね。
・元服式に素直に参加しない平太を見越して、忠盛さんは手を打って忠清さんに押さえつけさせて元服させます。
・野良犬がいくら外で吠えても聞こえない、懐に入らないと、と法皇の悪政をなぜ諌めないと喚く平太に加冠役の家成さんは答えます。
平太は何かを察したようですね。
・鱸丸がイケメンに成長している。
・法皇様の所に乗り込んでいって、なんだか気が向いたらしく会ってもらえることに。
・舞子の話を意地悪く話してくれる法皇様。
「そなたを生かしたのは、わしと同じ物の怪の血が流れておるからよ」と囁き、満足して去っていきます。
・舞人に選ばれた清盛は剣舞を披露します。
鱸丸があんな所に潜んでいるから、あそこから法皇様を狙い撃つのかと思ったよ。
お前なんかとの血の繋がりなんぞ断ち切ってくれるわ、と途中からメチャクチャに剣を振り回します、法皇様の前で。
・法皇様は興をそがれることなく「なかなか面白い舞であった」と満足してくれたようです。
・けっ平家だけ特別ひいきだ、と家臣に窘められながらも悪態をついていた為義さんですが、息子の武者丸が現れた時の変わりようが凄いです。
本当に嬉しそうに「武者丸!」って、嫡男で期待して可愛がって育てているんだろうなぁ。
武者丸は後の頼朝さんと義経のお父様ですからね、利発そうな子です。
・道憲さんは落とし穴から助けてもらったのが清盛だとわかり、何か利用できそうだと画策し始めたようです。
・法皇さまが崩御です。
ありがちな演出だけど、法皇様の目を閉じさせるのが好きです。
今まで悪政を強いてきた熾烈な法皇様の最期、という感じがとても出ていました。
・今までないがしろにされてきた鳥羽上皇が活躍かと思いきや、藤原さんがとても悪そうな笑みを浮かべております。
忠盛さんの「好きにせよ」と清盛の顔を真っ直ぐに見つめて言ってくれるこの言葉がとても好きです。
忠盛さんいいなぁ、本当に好きです。