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22日
2011.06.22 (Wed)
「戦う司書と荒縄の姫君」  著:山形石雄


ノロティとエンリケ、武装司書総動員のお話です。
これで完結か、と思うほどのクライマックス感満載でした。
このお話で一区切り、ということになるのでこのクライマックス感、本当の最終巻はどうなってしまうんでしょう、と言うくらいなんですよ。

ノロティ・・・・・・。
まさかの展開に言葉もありません。
でも、ノロティは最期までノロティでした。
世界一周の予定を語るエンリケに目を輝かせたり、エンリケが悲しむのはとっても嫌だ、と言うノロティはエンリケのことが好きだったんでしょね。
淡い初恋のような想い、ノロティらしくて可愛いです。

ノロティのためだけに頑張るエンリケが、もう切ない。
そして、エンリケのノロティへの想いが予想通りで、まさしくそうなんだよ、と大きく頷きました。
ラブではない家族愛的な想いなんです、でも字数の関係か簡潔に表現するためか「愛した少女」な表現もありましたけどね、違うんだよ、厳密に言うと違うんですよ。
本を読み進めていくつらい気持ち、ノロティの気持ちを伝えたいだけに必死な行動。
本を埋めるエンリケが可愛かった。
そして、たった一人のかけがえのない姫を失ったノロティの国の民であるエンリケ。
簡単なことなんですよエンリケさん、つまり全部私の物なんです。
笑うことなんで出来ないかもしれない、生きていくことだって辛く悲しいことです、でもエンリケには不幸になることは許されない、大事な大事なノロティの想いを裏切ることはできないから。
少しでも幸福だと思うことがあれば、エンリケの中のノロティが笑顔でいてくれるから、きっとエンリケは生き続け歩み続けるのでしょう。

・アーキットとモッカニアの人生の分岐点。
まさかここで音楽隊の話が出てくるとは思わなかったです。
モッカニアもそのことで悔やんで悔やみ続けていたんだよ、アーキット。
・散々暴れた挙句にアーガックスの水を飲んだミレポック。
ヴォルケンのこと信頼していて、ちょっと恋もしていたのですね。
・ビザクさんとノロティ、アーキットを殺したのはダルトムというオカマ口調の武装司書、書かれてないけどサックリとカチュアに殺されたんでしょうか。
・イアっぽいパン売りの子が。
・まさかの挿絵でのコリオ!!
なんだか急にコリオの株が急上昇。
ハミュッツはそんなにコリオのこと気に入っていたのですね。
・自転人形ユックユックは人体模型的な大きさだと思ってたんだけど、手乗りサイズだったのね。
・エンリケの超回復すげぇ。
腕と両足なかったよね、生えてきたよりくっ付けた方が良いのだけど、動けなかったから生えてきた方が有力でしょうか。
・イレイアさん・・・・・・。
・ノロティの本を図書館へ送り届けたエンリケ。
てっきり、ノロティの本を胸にあてのない旅に出るのだと思っていたんですが・・・・・・ノロティはみんなのノロティだから独り占めは出来ない、ということなんですね。

大事なものがある、譲れないものがある、私はただみんなの幸せな顔が見たい。
どんなに馬鹿だと言われたって、ノロティへの馬鹿という言葉は悪い意味ではなくって、どうしようもないくらい頑固で一直線だということです。
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